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はい出ました広告!仕方ないね。

シュヴァ=サーンのとこにあった友情お題ったーを拝借。
恋愛?一度打ってみたけど挫折しましたよ……。

ちなみに
『しょうがない奴だけど』・『残暑』・『分かりやす過ぎる人』
の三つが出てきたので先頭を選んでみた。
残暑って何……。

名前だけ色々な人が出てくるよ。

*****

「……はー」

遠征から戻った僕は、居間の机に突っ伏した。
疲れたわけじゃないけど、脱力する。

「どうした、たった一回の遠征で疲れたか?」

相変わらず余裕を漂わせるヴィンスが僕に語りかける。

セリカは元気に遊びに行った。
前まで迷子にならないか心配だったけど、さすがにもう慣れているだろう。

「……疲れてはいないけど」
「今日、ちょっと危険な目に遭ったよな」

僕の向かいの椅子に座って、徐に別の話を振られる。

「……危険な目?」
「ああ。お前が前方に突っ込んでるときに、奥から魔術が飛んできてた」
「……あ」

思い出した。

遠征中、僕は拠点を守護する人と戦っていた。
防御に優れていたせいで、少し苦戦を強いられていた。

一発蹴りを放って何とか退けたとき、僕は魔術詠唱の紋を見た。

僕の足では、到底止めることが出来ない距離で。
まともに喰らうことを覚悟したとき――。

僕の直ぐ横を、蒼が駆け抜けた。

接近されたと気付いた相手は詠唱を止め、そのまま成す術も無く倒れて行ったんだっけ。

「そのときはちゃんとフォローして貰えたけどな。次は気を付けとけよ」
「……うん」
「まぁ」

ぎし、と椅子が軋んだ。

「味方って以外にも理由はきっとあるさ。お前の友達なんだろ」
「……まぁ、ね」
「お前が大事にしたい人もいるだろうから、お前もそいつらを守ってやれよ」

突っ伏したまま、僕は考える。
僕の大事にしたい、人。

いないわけが、無い。

……口には出してやらないけど、でも、皆と一緒にいたいって思う。

「……僕も、皆の力になりたいな」
「ん?」
「友達の役に立てるなら……嬉しいなって」

視線が刺さっている気がする。

「例えば、誰?」
「……」

セフィドの友達。
イズレーンにいたときから知り合いだったライ。
ギルドで出会ったアレットや雷蔵、レイさん、その他色々な人たち。

イズレーンにもいる。
シュヴァリエや狼厳を始め、僕に良くしてくれた人たち。

思っていたより人数が多くて、僕は突っ伏したまま小さく笑った。

「……教えてあげない」

そのまま僕は自然な流れで席を立ち、自分の部屋へ戻っていく。

居間を出る寸前に、ヴィンスの微かな呟きが耳に届いた。

「不器用な奴だな……」

――此処から先は、僕の耳には届かなかったけれど。

「しょうがない奴だけど――あいつのこと、これからも助けてやってくれよ」

コメント

|∀゜)

ほっこりしたb

Σおおっと、そっちの名前で来たか……!
駄文以外何も無いところだけどゆっくりしていってね!

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